日本人は海外大学進学は不利?
こんにちは!トリニティバレーコミュニティカレッジ(Trinity Valley Community College)の二年生のTakutoです。
「留学」と聞いたら難しそう、大変そう、方法がわからないって方も多いと思います。
海外の大学は基本的に日本の大学のような入学試験というものがありません。では、どうやって大学が決まるのって思いますよね。
基本的に出願時に必要な書類は
- 高校の成績
- ボランティア活動
- エッセイ
- SAT, ACTのスコア(SATとACTは日本でいうセンター試験のようなものです。問題を見た感じセンター試験よりは簡単かなって思います。年に数回受けることが可能で、そのうち一番いいスコアを大学に提出することができます。)
- TOEFL(英語を母国語としない国出身の留学生の場合)
となっています。
どこの大学もこれらをもとにどの生徒を入学させるかを決めます。ここ最近は日本でも増えてきたAO入試に似てるかなと思います。
しかし、日本の大学を受験した人や、する予定だった人には難しい場合があります。これらのことを意識したことがない高校生って多いと思います。
日本の大学に進学予定だった学生は海外の出願時に困ることがあります。それを先程の項目別に解説して行きます。
高校の成績
日本の大学を受験するには、センター試験や入試の点数で大学の合否が決まるので、高校の成績を気にしたことがないよ、成績がとても低いよって方も多いんじゃないでしょうか。海外では成績はGPA (Grade Point Average)と呼ばれる成績の平均を0から4までの間数字を使って表すことが多いです。海外の大学は成績を最重要視する傾向があります。僕は都立トップ高に在席していたので、成績は五段階評価で3.6、GPA2.8くらいで海外のトップ大学を狙うにはかなり低い成績でした。海外の有名大学のほとんどの生徒は高校生のときGPA3.5以上、4近くの成績を持っていることが多いです。
ボランティア活動
部活動やバイトに勤しんでいる高校生は多いでしょうが、ボランティア活動ってしたことがありますか?僕は高校卒業後に留学するまでの間に地域のボランティアをしていましたが、高校の時は興味すらありませんでした。
エッセイ
日本の教育では、自分の意見を自分の言葉で表現することを教わりません。海外では小さい頃から、授業でエッセイを書く授業や機会が多いです。初めてエッセイを書くのも難しいし、ましてや英語で書くとなると現地の高校生や英語が流暢な高校生と張り合えるようなエッセイを書けるでしょうか。大学に年をアメリカで過ごした僕もエッセイは苦手ですし、どちらかというと嫌いです。
SAT, ACTのスコア(アメリカ)
アメリカの大学に出願する際にはSATとACTにスコアが求められます。これらは日本のセンター試験のようなものですが、それより簡単な問題で構成されています。一問、二問見ただけだとすごく簡単じゃんって思いますが、そんな問題でもたくさんあるので時間との勝負になります。現地の学生と比べて日本人は母国語ではない英語で受けるので問題を理解するのに時間がかかってしまうでしょう。アメリカの有名大学に進学する場合は満点にスコアが認められます。
TOEFL, IELTS
アメリカ、カナダ、イギリスなどや英語を使って授業をするところに留学する際には、語学力の証明としてTOEFLやIELTSのスコアが必要となります。TOEOCnaら聞いたことがあるけど、TOEFL? IELTS? ってなる人もいると思います。TOEICと違ってリーディング、リスニングに加え、スピーキングとライティングのテストもあります。日本人は特にスピーキングが苦手な傾向があるので、きちんと対策しないと中々スコアが取れません。海外の大学の多くは最低でもTOEFL iBT 80、IELTS 6.5は必要とされ、大体はTOEFL iBT 90、IELTS 7を求められます。ネイティブ並みに英語ができる人なら取れるかもしれませんが、ほとんどの人はそう簡単に取れるスコアではありません。
これらをクリアできる人でも、合格したら財政証明が必要となります。特にアメリカの大学では、授業料だけでも400万ほど。さらに生活費を加えると年間500万以上かかることがほとんどです。
じゃあどうすればいいの?やっぱり自分には無理だ
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