コミュニティカレッジ(コミカレ)って何?

こんにちは!トリニティバレーコミュニティカレッジ(Trinity Valley Community College)の二年生のTakutoです。

 

前回までは留学情報ではなく、海外留学中や海外在住の日本人への現金支給についてお話しさせていただきました。本日は一流大学に入りたいけど、高校の成績よくないよ、英語全然できないよ、お金が足りないよ、などなどという人に向けての情報です!

さて、海外の大学とくにアメリカの大学に入るには、高校の成績、エッセイ、SAT,ACTのスコア、TOEFLなどが必要と言いましたが、準備できていないけど留学して夢を叶えたい!そんな人におすすめの留学先があります。

僕はコミュニティカレッジ (Community College) 通称コミカレへの留学をおすすめします!

 

コミュニティカレッジ、コミカレとは

コミカレってどんなところ?

コミカレって何?って人のためにまずコミカレについて説明したいと思います。

コミュニティカレッジとはアメリカやカナダにある二年生の大学です。アメリカには約4000もの大学があり、その3割ほどをコミュニティカレッジが占めています。卒業したらAssociate DegreeやCertificateという資格がもらえます。Associate Degreeは日本だと短大卒のような扱いをされますが、勉強する内容はそれらとは違い専門的なものよりはの本の大学では1、2年でやる一般教養のようなものを学びます。このサイトを見てくれている人は多分Associate Degreeを取得するか取得を目指すかと思います。コミカレを卒業するまでに取得する単位はだいた60単位ほどになっています。

 

コミカレから編入

しかし、日本人がコミカレを卒業しただけでは就職にメリットにはなりません。日本に戻って就職しても目立った学歴になるわけでもなく、海外で働くのならもっと優秀な大学の留学生もたくさんいます。

では、どうするのか?

コミカレを卒業した後に、別の4年制の大学に編入します。コミカレの二年間で一般教養を学び、その成績をもとに大学の学部に出願します。大学に合格をしたら、コミカレから大学以降できる単位数にもよりますが、だいたいは3、4年生として大学に編入することができます。

アメリカ人であれば誰でもコミカレに入ることができます。コミュニティカレッジはアメリカ人に勉強場所を平等に与えてくれます。ですが、誰でも入れるからってコミカレのレベルが低いというわけではありません。

 

アメリカ人にとってのコミカレ

アメリカではたくさんの生徒が高校卒業後、コミカレに行ってから大学に編入します。有名な大学に入学できる学力があってもコミカレに進む生徒もいます。それは授業料の差が激しいからです。アメリカ人であっても大学は年間数100万円ほどの学費がかかる反面、コミカレだと数10万円で済ませることができます。例えば有名なハーバード大学ではだいたい600万円ほど、公立大学でも3,400万円ほどかかります。アメリカ人ではコミカレを卒業してから就職する人もいれば、二年間はコミカレで教養と呼ばれる科目を履修し、その単位を移行して3、4年生は別の大学で自分の専攻を勉強する生徒が大勢います。

 

次回はコミカレを選ぶべき理由についてお伝えしたいと思います。