編入出願の結果(まとめ)と今後の予定

みなさんお久しぶりです。本当は昨日、ブログを更新しようと思っていたのですが、内容を決めるのに時間がかかってしまいました。今回からWordPressuのテキストエディタをクラシックからGutenBergに変えてみました。

前回までの記事で、僕が2020年秋セメスターの編入出願の結果を全てお伝えしました。合格した大学の中から進学先を決めなくてはならなくなりました。

これから海外留学で編入を目指すの参考になればと思います。

この記事の内容

編入出願の結果(まとめ)

出願した大学学部(専攻)結果
The University of Texas Arlington(テキサス大学アーリントン校)Computer Engineering合格
The University of Texas at Dallas(テキサス大学ダラス校)Computer Science合格
Johns Hopkins University(ジョンズホプキンス大学)Computer Science不合格
Simon Fraser University(サイモンフレーザー大学)Computing Science合格
The University of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)Computer Science, Entry Level不合格
Texas A&M University(テキサスA&M大学) College Station(カレッジステーション)Computer Science合格
出願先、学部と結果(まとめ)

この表の通り結果は4校が合格、2校が不合格です。なぜだか、UTアーリントンだけ学部がComputer Engineeringになっています。Computer Scienceに出したはずなんだけどなぁ…。後で専攻を変えられるはずなので大丈夫だと思います。あと、SFUはComputer ScienceがComputing Scienceという名前になっています。

出現結果については各大学ごとに記事にしてあるので、詳しく知りたい方はぜひ!下記にリンク載せておきます!

進学先について

そもそもの第一志望校は、The University of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)でした。そのためにテキサスのコミュニティカレッジに進学したといってもいいでしょう。学費が高額なので合格しても進学するかは決めていませんでしたが。僕の留学には前提条件があります。

留学する上での条件

日本の大学に進学しても、海外の大学に進学しても、「学費は自分で出す」ということです。これは親に言われたからではありません。日本において義務教育は中学までなので、高校、大学は進学しなくてもいいのですが、高校に進学しない生徒はほぼいないと思います。高校までが義務教育のようなものだと思っています。高校は親に学費を出してもらいましたが、僕はコスパのいい都立高校に進学したので、私立高校に比べればお金がかからなかったかなと思います。

しかし、世間でも大学は行かない人もたくさんいます。「大学に行く」ということは日本では生きていくのに必要なことではないのです。だからこそ、自分で授業料を払って大学に通いたいと思うようになりました。自分でお金を出すので、言い訳もできませんし、失敗すれば自分のお金をドブに捨てることになるので一生懸命勉強するはずだ、と。

もちろん、高校を卒業したばかりの僕にはそんな学費を用意することができませんので、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を借りて大学に行こうと考えていました。でも、海外に留学するとなった場合、JASSOの奨学金を満額借りても4年間で600万円ほどにしかなりません。どんなに安く留学したとしても4年間で800万円はかかる計算でした。その足りない分をどうするかというと、親や祖父母に将来必ず返すから貸してください、とお願いしました。

お金を借りることで、留学が可能になったのですが、将来返すことができるのか、ということでできるだけ費用を抑えたいということで、州内授業料のあるテキサスを留学先と決めました。

もちろんUTオースティンに州内授業料で通うのがほぼ不可能なことも承知の上です。UTオースティンに編入した場合、授業料と生活費など合わせて年間500万円はするので、コミカレの2年間を合わせて、4年間で1200万円ほどかかります。しかし、もしUTオースティンに編入した場合、卒業後の就職先で返済することができる可能性もあるので、UTオースティンの場合は高い学費を払ってでも通おうかなと考えていました。

もしUTオースティンに受からなかった場合(僕の現在)は、テキサスの2番目の州立大学はTexas A&M Universityですが、Computer Scienceに関してはUTオースティンほどのレベルではないため、州内授業料ではなかったら進学しないつもりでした。その他の大学についても同様です。

編入先の候補

Simon Fraser University

まず合格した中で今一番通いたい大学はSimon Fraser Universityです。これはテキサスの大学ではなく、カナダのブリティッシュコロンビア州にある大学ですが、留学生でも学費が安く、Computer Scienceのレベルが高いことで有名な大学です。

留学生でもカナダであればキャンパス外での就労も認められているので、インターンなどをして社会経験を積んで就職に活かすことができます。SFUは学校側が積極的にインターンの手伝いをしてくれます。

世界ランキング的には下のTAMUより下位ですが、SFUのコンピュータサイエンスはTAMUと同等かそれより上となっています。

でもデメリットもあります。Transfer Credits(移行可能な単位)が少なくなることです。コミカレでとった歴史や政治の授業はアメリカとテキサスについてなので、カナダの大学には移行できないでしょう。今、単位についてはSFUのアドミッションからの返事を待っているところです。移行可能な単位が30以下の場合は編入しないでしょう。

まあ、なんといってもオフキャンパスで働けることは大きなメリットです。

Texas A&M University

その次の候補として、Texas A&M Universityです。テキサス内でUTオースティンのライバル校として有名です。

僕の勝手なイメージですが、日本企業は海外大学卒業の場合ランキングを見て大学のレベルを確認すると思っています。日本での就職を考えた場合、世界大学ランキングではTAMUが合格した大学の中で1番ランクが高いので、就職に有利だと思います。また、アメリカの企業からの評価もよく、雇用したい大学の卒業生ランキングでは常にトップ3に入っています。

奨学金さえ貰えれば州内授業料で通うこともできるのですが、それは秋にならないとわからないので、進学は半ば賭のようなものです。

TAMUにはCorps of Cadetsという軍隊クラブがあり、そこに所属すれば奨学金がもらえることもあります。個人的にこのクラブには興味があって、勉強以外のことも学ぶことできるいい経験になるでしょう!個人的に気になる点は、坊主くらい髪の毛を短くしなきゃいけないところですかね。

他のデメリットはやはり在学中はキャンパス内でしか働けないことです。海外の企業に就職することを考えた場合、「学歴+経歴」が大切なので、後者の方を重視される傾向があります。TAMUの場合学歴はクリアしたとしても、企業でバイトができない、キャンパス内でしか働けないので経歴はほぼゼロになってしまいます。このことで、同じ学歴レベルのアメリカ人と勝負した場合、この経歴で負けてしまうことが考えられます。

The University of Texas at Arlington

最後はテキサス大学アーリントン校です。

この大学のメリットはとにかく学費が安いことです。生活費を合わせても年間200万円ほどです。SFUの場合は350万円、TAMUの場合は州外授業料で600万円、週内授業料でも400万円なので、UTAのがどれだけ安いのかわかるとおもいます。

デメリットとしてはテキサスではなのしれた大学ですが、アメリカ国内または世界から見た場合、ほとんど知られていない、ということです。上記二つの大学とした場合、名前負けしてしまうのは確実です。それが就職に影響を与える可能性も大です。

大学メリットデメリット
Simon Fraser University(サイモン・フレーザー大学)Computer Scienceの名門
留学生でも学費が安い
キャンパス外でも働ける
(学期中インターンができる)→就職に有利
Transer Credits(移行できる単位)が少ない
Texas A&M University(テキサスA&M大学) College Station(カレッジ・ステーション)テキサスの名門大学
世界ランキングが候補の中で1番高い
就職率が良い
州内授業料の可能性もある
州外授業料の場合とんでもなく学費が高い(生活費合わせて年間600万円)
州内授業料が適用されるのか進学してみないとわからない
社会経験が積めない
The University of Texas at Arlington(テキサス大学アーリントン校)州内授業料で通えるので学費が1番安い(生活費合わせて年間200万円ほど)名前負けする
社会経験が積めない

まとめ

秋までそんなに時間がないのでできるだけ早く進学先を決めたいのですが、大学もこの時期はとても忙しいみたいなので、メールをしてもなかなか返事が来ません。SFUに移行できる単位数によって今後の動き方が変わってくるので、できるだけ早く答えを聞きたいものです。

すこしでも編入先に悩んでいる方の手助けになれたらな、と思っています。

進学先が決まったらあらためて報告します。

以上、Trinity Valley Community College(トリニティバレーコミュニティカレッジ)卒業のTakutoでした。