コロナによる留学への影響
こんにちは!トリニティバレーコミュニティカレッジ(Trinity Valley Community College)の二年生のTakutoです。
日本でもコロナウイルスが感染拡大されていますが、アメリカでは日本の何十倍もの感染者がいる状況です。
これによる留学生への状況が多々あります。
僕の通っているコミュニティカレッジ、Trinity Valley Community College (TVCC)はテキサス州の Athens という田舎町にあるのですが、感染者が数名確認されています(2020年4月現在)。
当初、TVCCでは3月12日の午後から22日までが春休みだったのですが、学校側から連絡がありました。春休みが3月29日まで延長され30日からは全てのクラスがオンライン授業になるよ、ということでした。普段寮に住んでいる生徒で春休み中に自宅に帰った生徒や旅行に行った生徒は遠まわしに帰ってくるな、と言われており、もし寮に戻った場合でも2週間は自室での隔離、外部との遮断をを強いられるということでした。3月23日からカフェテリアも再開したので、食事には困らなかったのですが、すべて持ち帰りのみとなりました。また現在、平日はブランチとディナーの1日2食、土日は夜だけというように、カフェテリアをオープンする回数も減らされました。
通常、留学生はアメリカに在住していないと授業を受けられない、または履修ができないのですが、今回コロナウイルスの影響で全ての授業がオンラインに移行したので留学生には帰国の許可もおり、たくさんの留学生が自分の国へ帰って行きました。大半の友達の日本人も帰国、または帰国する予定で、僕も3月29日に日本に帰国しました。
帰国する際、カレッジのバスでダラスフォートワース国際空港まで送ってもらったのですが、僕一人に対してバス一台という感染予防への徹底ぶりで正直びっくりしました。
また、アメリカの空港内でもたくさんのアジアの方々がいたのですが、みなさんマスクをしており、中には防護服をきている方もいらっしゃいました。成田空港行きの飛行機はとても空いていたので、席を移動できました。日本人より、日本で乗り継ぎする外国の方の方が多かった気がします。
空港では帰国してきた留学生らしき人も見たので、他の州の大学でも帰国が許可されたのかなと思います。
日本に帰ってきた後は、自宅で2週間の隔離なのですが、まだ授業が一ヶ月はオンラインで行われるので家にこもって勉強するだけです。
オンライン授業はアメリカ中部標準時 (CST) で行われるので、日本時間では夜中に授業が行われています。でも、日本でも外出自粛を求められているので、あまり授業時間による影響はありません。しばらくは昼夜逆転の生活が続いてしまいそうです。
僕の日本人の友達は何人かアメリカに残っていますが、キャンパスは再開されているがほとんどの施設が使用不可、とのことです。部屋にこもっているか週に数日バイトがあるくらいなのでとても暇らしです。
アメリカのたくさんの大学が夏や秋もオンラインで授業をすることを発表していますが、留学生もそれでアメリカに滞在できるかは不明です。TVCCは夏の授業を全てオンラインで行う予定で、通常留学生が夏に授業を受ける場合は一つは対面型の授業を取らなくてはならないのですが、今回は全てオンラインでも学校に残れるみたいです。
また僕自身今年の秋から違う四年制の大学に編入する予定なのですが、大学から合格通知が届くのも遅れていて、正直将来どうなるのか不安です。今自分にできることをして留学再開まで乗り切りたいと思います。