高いGPAをキープする方法

アメリカのコミュニティカレッジから四年制大学への編入を考えて留学した場合、有名な大学や人気の大学に編入するには高いGPAを保つことが必要となっていきます。テキサス州のコミカレからテキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)やテキサスA&M大学(Texas A&M University)に編入したい場合はGPA3.8以上が必要になってきます。GPA4.0を持っていたとしても落ちてしまうことがあるくらいなのですが、GPAが高いに越したことはありません。そのほかにも編入先の大学で州内授業料を狙う場合はもちろんGPAが高い方が適用される可能性はたかくなりますし、大学によってはGPAによって編入生に与える奨学金にも差があるので、GPAはとても大切です。

以前の記事で僕のコミカレでのGPAをのせていますので参考までに。

僕はトリニティバレーコミュニティカレッジ(Trinity Valley Community College)で2年間留学をして、GPA4.0をキープすることができました。まだ合否のでていない大学があるので、GPAによっていい大学に受かったよ、なんてことは言えないのですが、すでに合格しているテキサス大学アーリントン校(University of Texas at Arlington)からは編入奨学金、満額$4,000を貰えることが決まっています。これはその人のGPAや実績などで変わります。

さて、今回は僕がコミカレでGPA4.0や高いGPAを保つのに大切だと思うことをまとめていきます。

 

GPAをキープする方法

まず、高いGPAをキープするのに個人的に大切な要因は

  • 勉強すること
  • クラスの選び方
  • 授業の受け方
  • チューターを活用すること
  • 友達を作ること

です。

次はこれらを詳しく解説しいきます。

 

勉強すること

これはもう当たり前ですね。どれだけ日本で勉強してきても、英語で勉強するとなると勉強することが必須になります。もし、日本で勉強がだめで下克上を目指して留学してきていたら、ひとの何倍も勉強しなくてはならないかもしれません。アメリカの大学では、教授は頑張っている生徒をきちんと評価してくれるので、勉強した分だけ報われやすいと思います。

クラスの選び方

僕個人的にはこれが一番GPAに影響を与えると思っています。

数学や理科などの教科は日本人でも比較的いい成績をおさめやすいです。これは日本の高校範囲をアメリカだと大学で勉強するからです。しかし、歴史や政治などは教科書を読む量も多かったり、エッセイを書くことが多かったりで日本人には厳しいクラスだと思います。逆に、文系科目はアメリカ人が得意で理系位科目はアメリカ人が苦手なので、理系でいい成績をおさめていると編入の時いい評価が貰えるかもしれません。

あとは、教授の選び方も大切です。同じクラスでも教授によっては成績の付け方が違います。もちろん、その人の勉強量や頭の良さが関係してきますが、いい成績をくれやすい教授がいることも確かです。

「GPAの保ち方」、「GPA4.0 キープする方法」とググると「RateMyProfessor」を使え!とでてきます。これは大学名やクラス、教授の名前を入力するとその教授生徒からの評価がわかる、と言うものです。しかし、僕はこれを鵜呑みにするのはよくないと思っています。RateMyProfessorだと評価が良い先生でも課題の評価が厳しい先生がいたり、評価が悪い先生でも成績の付け方は甘かったりすることが多々あるからです。友達の中にはこのサイトを信じて授業を選んだ結果、Cをとってしまった人もいます。

 

授業の受け方

授業によっては出席が成績に入るもの、入らないものがありますが、どのクラスでも6回休むと教授はその生徒をドロップ(落第)させることができますので、授業にはきちんと出席しましょう。

授業に出たらノートを取ることも大切ですが、教授の話を聞くことの方が大切だと思います。大切なことをホワイトボードに書かずに口で伝える先生がいるので、ノートをとることに集中しすぎて、大切なことを聞き逃すと大変です。また、ホワイトボードに書いてあることはだいた教科書に載っています。

授業中にわからないことがあったらすぐに質問しましょう。アメリカではわからないことは恥ずかしいことではありません。拙い英語で質問することは恥ずかしいと思うかもしれませんが、アメリカでは頑張っている人を馬鹿にすることはありません。わからないことがあれば積極的に質問して、授業中に理解することが大切です。それでももし、人前で質問することに抵抗があるのなら、アメリカの大学にはオフィスアワー(Office Hour)があるのでその時間に教授の部屋を訪れて質問することができます。

 

チューター(Tutor)を活用すること

教授にいつでも質問することができるとは限りません。そんな時はチューターに質問してみましょう。どこの大学、コミカレにも自習室のようなものがあり、そこにチューターと呼ばれる宿題を見てくれたり、授業でわからないことを教えてくれたりする講師たちがいます。TVCCの場合は、プロのチューターと生徒がやっているバイトのチューターがいます。プロのチューターがあいている場合はプロに聞くのが良いでしょう。プロなだけあって教え方がとても上手です。生徒のチューターは友達感覚で気軽に質問してくれます。

僕は英語の授業をとっているときはしょっちゅうエッセイを見てもらっていました。出願するもレジュメを見てもらったので最初から最後までお世話になりました。

 

友達を作ること

友達を作ることは留学をする上でとても重要なことです。アメリカ人の友達がいれば英語の上達にも繋がりますし、授業でわからないことや日常生活でわからないことを聞くことができます。僕は1学期目のスウィートメイト(隣の部屋の住人)ととても仲良かった(バイト先も同じ)ので出願のときはたくさん助けてもらいました。

また、その大学に日本人がいるのであれば、その日本人と仲良くなることも大切です。よく留学先で日本人とつるまない方がいいと言いますが、僕はコミカレに限ってはそんなことはないと思っています。日本人と情報を共有することで、おすすめのクラスや編入情報などを聞くことができます。それに寮に住む場合、寮には留学生かアスリートばかり住んでいます。アスリートはアスリート同士でかたまることが多いので、留学生がその輪に飛び込むのは難しいです。コミカレではGPAを保つことが何よりなので、日本人同士情報共有することはとても大切だと思います。普段は日本人でつるんでいたとしても、授業をしっかり聞いていたり、バイトをしたりしていれば自然と英語を使うので、英語力は上達します。

 

以上、トリニティバレーコミュニティカレッジ(Trinity Valley Community College)卒業したTakutoでした。