大学への編入出願のときに起こった問題

昨日は出願して結果待ちの大学Aのアドミッションの対応が酷いという話をしましたが、実はこの話には前章があるのです。

僕は、普通の留学生ならば経験をしないであろうことを経験したので、今回はそのことについてお話ししたいと思います。

 

前回の記事はこちら→出願した大学のアドミッションの対応が酷いという話

 

普通は起こらない問題が起こった

2020年2月、僕はTrinity Valley Community College(トリニティバレーコミュニティカレッジ)での留学は最後のセメスターだったので、いろいろな大学への出願をしていました。だいたい、どこの大学も出願をしてから(Application FormとApplication Feeを支払ってから)、必要な書類を提出します。僕はまず、全ての大学に出願を済ませました。

必要書類が足りていない

全ての大学に出願を終えた僕は、TVCCのTranscript(成績書)を各大学にParchmentというシステムを使って送付しました。大学に出願すると、その大学からAdmission(合否の審査)に必要な書類の提出状況などがわかる大学のページにログインするための情報が送られてきます。University of Texas at Arlington(テキサス大学アーリントン校)とUniversity of Texas at Dallas(テキサス大学ダラス校)の出願状況のわかるページで全ての書類をきちんと提出できているかを確認すると、TOEFLのスコアが提出されていないことになっています。

留学生が大学に入学する場合はTOEFLやIELTSなどの英語力の証明が必要となります。しかし、だいたいどこの大学もコミュニティカレッジを卒業しているか、English Composition(全ての生徒が取らなくてはならない英語のクラス)を2クラスを終えていて、その成績がどちらもC以上(大学によってはB以上)の場合は、その留学生のTOEFLやIELTSなどのスコアを免除してくれます。僕の場合、この2つの英語のクラスはすでに履修済みで、成績はどちらもAなので自動的にTOEFLが免除されるはずでした。

そこで僕はUTAとUTDに

「English Composition 1と2の成績は両方ともAだからTOEFLは免除されるはずだ。確認してくれ。」

とメールで問い合わせました。

UTAとUTDからの返信は信じられないことが書かれていました。

 

成績が届いていない

UTAとUTDから2019年秋セメスターの分の成績がないよ、という言われました。僕はちゃんとTranscript(成績証明書)を全ての大学に送ったのですが、わけがわかりませんでした。僕一人ではどうすることもできないので、僕はTVCCの留学生アドバイザーのところに行って、

「UTAとUTDからトランスクリプトが足りないと連絡があった。」

と伝えました。アドバイザーによるとなんでも、TVCCのコンピュータシステムが2019年の秋から一新されたからトランスクリプトは2つに分かれている、らしいのです。いやいや、新しいシステムにデータを全部移行してから、切り替えろよって思ったのはナイショです。

このことをUTAとUTDに伝えたのですが、2つのファイルは確認できない、とのことでした。

仕方なく再度アドバイザーのところを訪れて、こう連絡が来たと伝えました。そうすると、アドバイザーがUTAとUTDに電話して再度そのときの状況を伝えていました。

何度か連絡を繰り返うことで、UTAとUTDから、すべてのトランスクリプトを受け取ったと連絡が来ました。

ここで1つ目の問題は解決しました。

 

2つ目の問題が発生

UTAとUTDは後は結果待ちだけとなったなったのですが、今度はUniversity of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)とTexas A&M University(テキサスA&M大学)から

「2019年秋セメスターのトランスクリプトがない。」

と連絡が来ました。同じやりとりをしてまず、テキサスA&M大学のトランスクリプト問題は解決しました。

しかし、UTオースティンから

「2019年秋セメスターのトランスクリプトは確認できたが、Official(公式)なものではない。オフィシャルなものを出してくれ。」

ときたので、TVCCの留学生アドバイザーにやりとりをしてもらって、前回述べたとおり、大学に受かったらオフィシャルのものを出せば良い、ということで話は落ち着きました。

なんとか2月の問題は治ったのですが、つい先日また問題が発生しました。

その記事はこちら→出願した大学のアドミッションの対応が酷いという話

 

今回の問題の原因

そもそもこの問題が発生した原因はTVCCにあります。データの移行が済んでいないのに新しいシステムを導入したことが一番の原因でしょう。

しかし、大学も送った書類をしっかりと確認しないことのにも問題があります。日本だったら大問題に発展してもおかしくないような対応です。

アメリカ人はフレンドリーな対応をしてくれることが多いのですが、仕事は雑なことがほとんどです。前回と言っていることが違う!なんてことはよく起こることです。根気よく連絡し続けることが大切です。

また、なぜかこの問題はテキサス州の大学にだけ発生しました。他に出願した

  • Simon Fraser University(サイモンフレーザー大学)
  • Johns Hopkins University(ジョンズ・ホプキンス大学)

には同様の問題は見られませんでした。もしかしたら、テキサスのシステムになんらかの異常があるのかもしれません。

 

まとめ

今回は出願時にあったトラブルをお伝えしました。前回もお伝えした通り、大学Aの編入審査がきちんと行われているかわからない状況です。毎日不安で仕方ありません。

みなさんはきっと僕と同じような経験をしないと思いますが、万が一僕のような経験があった場合には一人で解決しようとはせず、アドバイザーなどコミカレの職員に助けを求めましょう!きっと力になってくれるはずです。

それか、僕のTwitterに連絡ください。

 

以上、Trinity Valley Community College(トリニティバレーコミュニティカレッジ)を卒業して、日本でニート状態のTakutoでした。