テキサス大学オースティン校の結果
The University of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)の合否
テキサスの州立大学で1番の大学はUniversity of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)です。僕の第一志望校はここでした。UTに入るためにテキサス州のコミュニティカレッジに進学したといっても過言ではありません。そんなUTの合否が先日出ましたのでお伝えしたいと思います。
まずはこちらの画像をご覧いただきましょう。
見ての通り、結果は不合格でした。結果を見た時は悔しさで胸がいっぱいでしたね。この2年間この大学に合格するために勉強してきたようなものでしたので、留学の意味を見失うところでした。反省しています。留学は大学がゴールではないので…。
僕の合否についてはここまでで終わりとなりますが、そもそもテキサス大学オースティン校ってどんな大学か知らない人のために、改めて説明しようと思います。
University of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)について
テキサス大学オースティン校は、テキサスの州都オースティンにある州立大学です。1883年設立とかなり歴史のある大学です。UT(テキサス大学)システムの総本校で、公立大学ながらも高水準の教育が受けられるパブリックアイビーの一つでもあります。テキサスの州立大学では一番の大学となっています。
特にコンピュータサイエンスをはじめとするIT関連の学部やビジネス学部は全米でもトップに数えられます。
有名な出身者の一人に、有名なコンピュータ関連会社「Dell」の創設者Michael Dell(マイケル・デル)がいます。なぜ出身者かというと彼は中退をしているからです。
略称としては「UT Austin」と「UT」が使われますが、テキサス大学オースティン校の生徒や関係者はUTと呼ぶ人が多い気がします。その理由をUTのESL出身の友達に聞いたところ
「オースティンの生徒はテキサス大学と言えばオースティンと自負しているから。」
といっていました。また、生徒の愛校心の強い大学で、車に「UTのママ」や「子供はUT」といったステッカーを貼っているUT生徒の親もいるとか、なんとか。
人気急上昇中
UTのこちらのページの公式記録によると編入生のうち
- 州民の場合の合格率は28%
- 非州民の場合の合格率は11.6%
となっています。
Freshman入学(1年生入学)でも
- 州民の場合の合格率は19.5%(Automatically Admittedは除く)
- 非州民の場合の合格率は25.9%
です。これらは2019年秋入学までの情報だと思われます。今年はさらに倍率が上がっていると予想できます。
過去に見たサイトだと10年前は合格率が50%に近かったので、年々人気が上昇していることがわかると思います。
ランキング
そんな人気なUTを大学の世界ランキングで見るとどれくらいなのでしょうか。
- Times Higher Educationによる世界大学ランキング2020年版では38位にランクイン。THEがUTを紹介しているページはこちら。
東京大学が36位で、年によってはUTが上だったり東大が上だったりします。
学部をComputer Scienceに絞るとUTは全世界で25位です。 - US Newsが発行しているBest Global University RankingsではUTは全世界で34位で京都大学が74位です。2020 Best National University RankingsではTAMUは全米の大学の中で48と何故か世界ランキングより下になっています。
- QS Top Universities2020年版によるとUTは65位にとなっています。UTのページはこちら。Computer Scienceのランキングだと31位です。
授業料
TAMUの授業料はResident(州民)とNon-Resident(非州民)で違い、International Student(留学性)はNon-Residentと同じ授業料になります。
UTのこちらのページによると2020−2021年度は、学部によって少し変わりますが、College of Natural Scienceの場合、
- Residentで一人暮らしの場合、授業料が$11,480でトータル$28,960。
- Non-ResidentとInternationalは、授業料が$39,874でその他もろもろでトータル$57,354。
日本人がUTに留学した場合、Texas A&M University(テキサスA&M大学)よりは安いですが、それでも年間600万円以上かかります。
州内授業料について
非州民の授業料だとUTの授業料はとても高いですが、留学性でも州内授業料になる可能性はあるのでしょうか。
答えは「Yes」です。UTのこちらのページによるとUTにもTuition Waiver(授業料免除)制度があり、基準に応じてResidentの授業料との差額が免除されるとのことです。ただ、こちらにはその基準が記載されていないのと、他の大学と違っていくらの奨学金をもらっていればいいのかが書かれていません。たぶん、合格して学科や学部に入って、次のセメスターから優秀な生徒に適用されるのだと思います。
とてもレベルの高い大学なので州内授業料で通えないことを前提として考えたほうがよさそうです。
まとめ
今回はUniversity of Texas at Austin(テキサス大学オースティン校)の結果をお伝えしました。残念ながら不合格でしたが、大学院に行く場合再チャレンジしたいと思っています。これで出願した大学の合否はすべてお伝えしました。
まだ、どの大学に編入するか決められていないので、早く決めたいと思います。今のところ第一志望としてはSimon Fraser Universityなのですが、移行できる単位数が確認できていません。
進学について進展がありましたら追ってお伝えします。
以上、Trinity Valley Community College(トリニティバレーコミュニティカレッジ)卒業のTakutoでした!